「マジでマジでーーー?美香ちゃん、サンキュー。俺っち、スッゲー嬉しいーー」 軽い調子で言いながら翔ちゃんはさっさと私から離れると、美香の所に行ってしまった。 ポツンと一人、取り残された私--- 何なのよー?! ブツブツ言ってたら、ポンと私の肩が叩かれた。 「ん?」 振り向くと目の前にいたのはこれまたワイルド美形な私の幼なじみ、田宮亮平こと、亮ちゃん。 あ! さっきまでここにいた翔ちゃんも、私の幼なじみで名前は、倉持翔。 因みに私は宮本鈴、中学3年生です。 宜しく!なんてね。