「鈴、部活が終わったら一緒に帰らないか?」
初めてだ…、
亮ちゃんから一緒に帰ろうなんて誘われたの。
いつもは帰り道で会ったら一緒に帰るってだけで、約束なんてした事がない。
だからこんな風に亮ちゃんから誘われるなんて、本当にびっくりしてしまった。
思わず身を乗り出し、亮ちゃんを見た。
真剣な顔の亮ちゃんと、目が合う。
ま、でも答えは一つ。
断るなんて、100%あるわけがない。
「うん!じゃあ、下駄箱の所で待ち合わせしよっか?」
亮ちゃんの嬉しい誘いに笑顔で答え、約束を取り付けた。
するとそんな私達が気になったのか、翔ちゃんが身を乗り出してくる。



