【完】幼なじみのあいつ



やっと今日一日の授業が終わり、待ちに待った放課後。




うーん、やっと授業がおわったぁーーーー!


腕を伸ばして、息を吸ってはく。





はーーーーーーーーーっ。



よし!


部活に行くか!




気合を入れ鞄を持った私は、隣の席の翔ちゃんを見る。




「翔ちゃん、部活行こー!」


「………おー」



ダルそうに返事を返した翔ちゃんは、私を見る事もなくだらだらと鞄を持ち立ち上がる。


その後をついて行くため私も立ち上がると、翔ちゃんの背中を追った。




…あ!


視界に入った亮ちゃんも丁度、カバンを持ち席を立ったところだった。



きっと今から部活に行くのだろう。



そう思った私は、翔ちゃんを追いかけていた足を亮ちゃんに向ける。




「亮ちゃんもこれから部活?」


「あぁ」


「途中まで一緒に行こっ!」



私の言葉に嬉しそうに頷き、こちらに向かって歩いてきた。


まぁ野球部の亮ちゃんはグランド、私と翔ちゃんの所属するバスケ部は体育館だから一緒にいられるのはほんのちょっとだけなんだけれどね。