莉緒は抵抗しなかった むしろ受け入れた ただ…唇が重なってるだけ――… それ以上やると、僕自身が止まらなくなってしまうようで怖い だから、舌を入れずにお互いの温もりを分かち合いたかった 重なっていた影が離れた 「また…逢えますよね?」 「当たり前だ」 そしてお互いを抱きしめた 無論、それ以上はやっていない 貴女を僕が卒業するまでずっと守ります そう心に誓った