「ひゃっ…」 急にほっぺに冷たい感覚 見ると…バナナミルクのパッケージ。 バナナミルクの次に見えたのは 無造作にセットされてた黒髪が少し乱れた佐野くん。 「え…?あ、あの」 「やる」 そう言って、 バナナミルクを渡すとすぐに自転車に乗って帰ってしまった。 私は少し遠い佐野くんの背中に向かって… 「ありがとう…」って言ったけど きっと聞こえてないくらい小さい声だった。