笑顔をいつまでも。





私はハンドタオルでゴシゴシと目を拭った。
決めた、

私は…

前だけ向いて…ゴールだけ見て…


走る。







✡ ✡ ✡



「はい、注目!!!
今日から女子400リレーの助っ人の太田だ!!
みんな、仲良くしてやってくれな!!!」


「よろしくお願いします…」




山田先生の紹介のあと、
深々と頭を下げた。

陸上部の人数はざっと10人ほどしかいなくて

思ったよりも少なかった。


パチパチと拍手が聞こえて、

頭を上げると後ろの方に…


後ろの席の男の子がいた。


あの子…陸上部だったんだ
山田先生があんな親しくしてたわけだ。