今走ったら、きっと…

陸上部のみんなにも迷惑がかかると思うし…


「いいんじゃない??気分転換にもなるよ!!」


「みち子!もう走れないよ…」


私と山田先生の話を聞いていたみち子が笑顔で私に言う。


「それに…笑えるかもしれないよ?」


「みち子…」



みち子はきっと私にとって、
陸上部に参加することでもしかしたらって思っている。


そういう気持ちが伝わってきて…


私も自分と向き合っていかないといけない

いつまでも、二人にも先生にも心配をかけたくない…