こんがり焼けた肌にスッと伸びた鼻。
切れ長の二重に口元にほくろ。
窓から入ってくる風になびく黒髪はキラキラしてて、
頬杖をついて外を見ている。
その姿に…
私はなぜか視線をそらすことができなかった。
何でって考えてもわからない。
だけど…
なぜか目が離せなかった
私はずっと彼を見つめていた。
「何?」
「ご…ごめんなさい」
私はすぐに前を見た。
は、はずかしい…
「はい、じゃあ今日はここまで!解散!」
そう言って山田先生が出て行く前に
後ろの男の子はかばんを肩に背負って出ていった。
私はそのおっきな背中を…
その後ろ姿を見えなくなっても見つめていた。


