さすがに暗くなってきて、 チラホラと帰宅するサラリーマン そんな人たちの視線も感じて 私達は別々の帰路に着いた。 「桐ちゃん、これ」 玄関のドアを開けた瞬間 迎えてくれたのはお母さん。 すべてを察してるかのような複雑な顔をしてて、 私はお母さんの顔を見るだけでまた涙があふれた。 お母さんの手には…一枚の写真。 「これ…は?」 「帰ってきたらポストに入ってたの…」 それは…卒業式で撮った四人の写真。 時夜…しかいない 裏には何か文字が書かれていて すぐに写真をひっくり返す