佐野くんが私に気づいたのか、こっちをチラチラ見ている。 私は先生に見つからないように、教科書を立ててその中で、ピースサイン。 すると佐野くんは、 バッと周りを見渡して、腰のあたりでこっそりピースサインをして、すぐに向こうに行ってしまった。 か、可愛い… 私の頬はニヤニヤと緩む。 本当に佐野くんは…。 そんなことされたら、もっともっと…好きになるよ。