笑顔をいつまでも。




「俺も…勉強はやればできる方だったけど、家から近い偏差値の低いとこに行くって言ったんだ。

面倒くさくてな。

だけど…時夜が"俺と同じとこ行こうぜ"って言ってくれたから…ここに入学した。」



「そうだったんだ…」



「だけど、入学式前日に…一枚の写真が俺んちのポストに入ってたんだ」


一枚の写真…それってまさか…


「これ…じゃないよね…?」


私はかばんの中の手帳からすこし色あせた一枚の写真を取り出した。


それはもちろん私達が…卒業式の時にとった写真で、裏には時夜の…メッセージ。


するとその写真を見た佐野くんは、驚いた顔をしてそして…ポケットから、


同じ写真をとりだした。