笑顔をいつまでも。




「時夜と俺が元の生活に戻ったのは、中1の年末あたり」


そういえば時夜、4人で初詣に行った時…


髪は真っ黒に戻ってたっけ。


「俺は時夜につられてって感じだったんだけど、時夜にははっきりとした理由があったんだ」


「理由…?」


「好きな人を守れる男になりたいって」


守れる男…?


時夜…


時夜は一体どんな気持ちで、私達のもとに戻ってきてくれたの?


私の…ことでそんなに必死になってくれたの?


前はぼやけてもう何も見えない。


口の中にしょっぱい味がじわじわと広がっていく。