長い沈黙を破ったのは… 時夜だった。 「俺、知ってたよ」 時夜の声をその時初めて…聞いた。 「え?」 「俺とお前が兄弟だってこと」 冷静な声で、冷静な表情で話しはじめる時夜。 こいつ…なんでこんな冷静なんだよ。 「じゃあなんで、俺を殴ったんだよ」