__________ _______________ 今は競技場からの帰り道。 私の隣には…佐野くん。 一緒に帰ろうと約束をしてた訳じゃないけど、佐野くんが自転車を持ってきて、 「行くぞ」って言って これでもかってくらいの、みんなの冷やかしの声を背中に佐野くんについてきた私。 夕暮れの太陽が…佐野くんの黒髪をキラキラさせる。 綺麗… ジーッと見つめる私の視線に気づいたのか、 「なに?」 「なにもないよ…」 また無言。 だけど二人ていると…心地がいい。