笑顔をいつまでも。





「渡辺さん…お願い!!!」


私はアンカーの渡辺さんに、

バトンを渡した。



渡辺さんは…

有名な選手でとても足が速い。


私も中学の時から知っていた。
  




大丈夫、きっと渡辺さんなら…いける。


「行っけーーーーーっ!!!」


前の走者との距離が…

3メートル…2メートル…


だけど、さすがの優勝校。


なかなか距離を縮める事を許してはくれない。


そして…あと、数センチ…



【パァン!!】


ほぼ同時に…ゴール。



ゴールテープを切ったのは…