アサガオを君へ

一瞬。


時間が止まったみたいに静かになる。


私もヨウチンも夏樹も無言で見つめあった。


そして夏樹が口を開いた。


「心。飯、若干黒っぽい煙出てる」


「え!?」


私はパッとご飯のほうを見て慌てて火から降ろそうとすると、ヨウチンが私の肩を押さえた。


「危ないから俺がする」


そう言って向こうに持って行ってしまった。


私は夏樹の方を向くと夏樹はうつむいていた。


気分が悪いのかな?


タタッと小走りで私は駆け寄った。


「大丈夫?気分悪いの?」


私が声をかけるとビクッと肩を震わして、バッと顔を上げた。


何故かその顔は戸惑っていて、逆に私が戸惑った。


夏樹は何か言いたそうに口を開いて、閉じた。


私が首をかしげると夏樹は首を振って言った。


「いや、体調は悪くない。ただ…」