俺達はユリアに、森のさらに奥の場所に連れてこられた。

俺 「お、おい!ユリア!ここ何処だよ?」
ユ 「何処だと思う?」
沙 「ど...洞窟?」
ユ 「そんなの、そのままじゃないの。」
沙 「ゥ...(~・_・;)」
俺 「誰か、住んでんのか。」
ユ 「さすがね、陽介!さっ、入りましょ」
俺 「ちょ...引っ張んなよ、ユリアッ」
沙 「え、ユリアさ...?」


ユ 「客よ、今すぐ出てきなさい!」
俺 「おいおい、それが頼み事する奴の
  態度かよ...」
? 「あぁん??ユリアかぁ...?」
ユ 「分かってるなら早く顔出しなさい。」
? 「へィへィ。この国の ...... が何の用だ?」
ユ 「!?黙りなさい!は、早く、こっち
  にきなさいよ!」
? 「?何だ、まだ話してねぇのか」
ユ 「う、うるさい(・_・ˇ)彡プィ」
俺 「おい、なんの話だ?てかテメェ誰だよ」
? 「こいつ口悪いな...。俺は サーシャ。
  これでも1級使いなんだぞ。」
ユ 「サーシャ、この子は津田 陽介よ。
  人間界から来た子よ」
サ 「ん、ユリアのお気に入りなのか。」
ユ 「ななな、何をッ!」
沙 「あの、サーシャ(?)さんが言ってた
  1級使いって...?」
サ 「あぁ、魔法の...レベル的なもんだな。
  使える魔法が多ければ多いほどあがっ
  てくやつな。」
沙 「ホヘェー...そうなんですかぁ...って、
  凄いですね?!! 1級!!」
サ 「おぅおぅ、嬉しいこと言ってくれん
  じゃねぇか。君は、なんて言うの?」
沙 「エ、あ、東雲 沙百合 って言います!」
サ 「沙百合...?いい名前だ!よろしく、
  さーゆりーーん♪」
沙 「さ、さゆりん...??(・・;//)」

俺 「(ボソッ)...デレデレしてんじゃねぇよ...」

ユ 「.....陽介~」
俺 「! な、なんだよ?」
ユ 「ちょーっと、ついてきてくれる?」
俺 「は?どこに...」
ユ 「いいからいいから!サーシャ!
  その子の事...しばらく頼むわね。」
サ 「らじゃらじゃ~♪さゆり~ん♪
  何してよっかぁ~?♪」
沙 「えっ?!待、陽くん!」
俺 「ちょ、離せッ...おいユリア!!?


   ........ッ さゆ!!!」