「立ち位置は違うとはいっても、自販機に関わる仕事ができるんだから、萌の人生を変えてしまった俺の我慢にもエンドマークを置いてもいいんじゃないかなと思ったんだよ」 私の顔を覗き込み、優しい声音でそう言った翔平君は、何度か私に頷いてみせた。