「んーと、熱っぽいかなー!?」
っなんて、めっちゃ健康体のはずの私が言うわけない!
小中、健康だけが自慢だった私。
プライドがね、あるのよ。
「…なんてね!?
私が熱とか、ありえないって。
本当、心配しなくて大丈夫!」
顔、ひきつったかな?
顔色悪いかな、私。
本当はダルい、なんて言えない…。
「そっか!曄が大丈夫って言うなら、気にしないね!
でも無理すんなよ。」
「おう!ありがと」
ものわかりのいい彩絵が親友でよかった。
よく、サバサバしてるよね〜
と言われる私だから、こうして、私を信じてくれるというのはとても嬉しい。

