幼なじみはご主人様!?〜Season2〜






―――――――



「琉、まだかな…。」


夕飯はカレー。


今回は多分大丈夫!


高校時代の時やばいカレー作ったからね…。


今は頑張ってちゃんと食べれるものを。



琉がけなさないと良いけど。


盛り付け完了したし。


あとは琉が帰って来るのを待つだけ。


琉まだかな……。



お酒苦手だけど…


ちゃんとお酒も冷蔵庫に用意してるし。


琉とたまには飲んでもいいかなぁ…なんて。



だけど




琉はなかなか帰って来ない。


―――――――…




〈ガチャ〉


………あ………


現在、夜の23時。




私は玄関に向かう。


「ただいま。」


琉は私に言う。


「お、おかえり!夕飯できてるよ!」


「あ、いい。飲んで来たから。」


「そ、そう…。」


琉……。


すると


〈グゥーッ…〉


………うっ……


もう堪えられない。


私はリビングに行き夕飯を食べる。


待ってた意味ないじゃん!


琉のバカ。


早く帰ると思ってたのに!


「……うっ…美味しいのに…。」


琉のバカ。


遊んでやるとか言って…。



もういい!


夏祭り…琉とは無理かな。


最近仕事三昧だし…。



昼はいっぱい話せて幸せだったのに…。





――私は食べ終わると部屋に入った。


………あ………


琉はベッドで爆睡。


風呂入らないで…。


どれだけ飲んだのさ…。


う…


どうせ秘書さんとかと飲んだんでしょ。


もういい。


あー…


奈美達と私達は違うね。


琉に上手く切り出せないかな。


なんで昼話せなかったかな。


その事。


私のバカっ。


琉と浴衣来てまたお祭り行きたいのにな。


昼は弁当とヤキモチで頭いっぱいだったしなぁ。


うーん…。