幼なじみはご主人様!?〜Season2〜




「俺の隣にずっといるんだよ。」


「げっ…最悪…」


「なんだよ?俺とずっと一緒にいれるんだぞ?」


「お世話係の時くらい辛そう…」


「なんだよ!絶対命令だからな!」


「やーだ!!」


「だめだ。じゃなきゃ離婚するぞ?」


「えー!?」


「俺には逆らえないぞ?何年たってもな!」


「ひどい、琉…」


「あの秘書は解雇するからよ。そしたら安心だろ?」


「あ、安心だけど…」


「あ、でも…美人だし…浮気しちゃうかもな。瑞穂がやらないなら秘書あいつだし…」


「え!?」


「どうする?」


琉はにやっと笑って私に聞く。


「わ、わかったよ。」


「それでいいんだ。」


私が言うと琉はにっこりと笑って言う。


け、検定なんてー…



全く琉は…。





こんな人と夫婦って事は


ずっと大変だね…。


でも……




――――………


「瑞穂。言ったよな?」


夕飯が終わると琉は私を後ろから抱きしめ言う。


「え?」


「いっぱいドキドキさせてやる。」


「は、はい?」


「瑞穂を困らせるのが俺は大好きだから。」


琉はそう言うと私の髪にそっとキスをする。


……っ……


「り、琉…」


「逃げられないよ?瑞穂ちゃん。」


琉のキャラ


色々だな…。


ドキドキしたり


むかついかったり…


琉といると大変。


私の顔は今熱く


心臓はやばい。


「瑞穂、すっげー動揺してると可愛いんだけど?」


「……っ……」


「瑞穂、好きだ。」


琉はそう言うと私をお姫様抱っこ。


「り、琉?」


「重いな。」


「ひどい…」


「うそ。」


琉はそう言うと私にキスをした。


幸せは


一瞬なんかにしたくない。


これからも色々あるかもしれないけど琉とずっとずっと笑ってたいんだ。


琉がずっとずっと

好き。