幼なじみはご主人様!?〜Season2〜




琉といっぱい話した。


私は家の事…


琉は向こうでの事。


たくさん話したよ。



『悪い。そろそろ…』


「うん…。」


『あ、明日も電話しろよ?』


「う、うん!」


琉に


会いたい。


最近の私は


それだけが願いになってた。


寂しい


心配だよ…。


でも


琉を信じようと思った。


琉が大好きだから…


だけど…






―――………



なんでだろ。


琉が電話に出ない。


毎日琉が大丈夫そうな時間にかけてたのに。



どうして…?


琉の帰国日が近付いた時だった。



私は電話をした。


やっと繋がった…


そう思った時。


『あら。瑞穂さん?』


……え……


秘書さんの声。


なんで……?


「あの…?」


『悪いわね。琉様、私と付き合う事になりましたから。』


………え………


――ドクン…


「うそ…」


『本当よ。電話、出なかったでしょう?だからもう諦めて。』


そう秘書さんは言うと電話を切った。


うそだよ…。


琉が……


そんな事するわけ…



琉を信じたいの…



でも…。



胸が痛む。



じゃあ琉はどうして


電話に出ないの……?



どうして……。



琉………。


ずっともやもやした気持ちで私は過ごす。



―――………


――帰国予定日。


琉からは連絡がない。


なんでだろう…。


やっぱり…秘書さんの話…


でも


琉は……



すると


〈♪〜♪♪〜♪〜…〉


………あ………


喜美子さんから携帯に電話が…


なんだろう……。



「…はい。」


『瑞穂ちゃん!今家の前まで来てるんだけど…』


……え……