「そーだよ。普通のギャル。 バイクにたかってるおまえら見て嫌そうな顔してたしその子がそのバイクの持ち主だと思うけど」 「一般人の視線だったから気づけなかったとかそういうことじゃね!?」 嬉しそうに言う赤髪に青髪は苦笑いし、黒髪は難しい顔をした。 「魁が見てて気づいたんなら俺たちも気づく筈だぞ」 そんな黒髪の発言に魁はニヤリと笑った。 「ちなみにその子おまえらと同じ制服だったよ」 魁の発言に三人は顔を見合わせた。