『…!……!』


…あれは…俺?


小学校高学年くらいの男の子が、必死になにかを叫んでいる。


『…り!』


名前…?


『詩織!』


詩織…?

どうして俺は彼女の名前を…


『ごめん…。俺のせいで…。』