「まー。私は白王子の事好きだからさ。
トーゼン、振る訳にはならないんだけど、
…………」「?」
「言ってみんしゃい」
「耳かして。」
べっつに、そんな、コソコソしなくたって
「黒坂の事…気になるかも。」
「…………えぇ!?」
「反応遅すぎ。 3秒遅れ
コトッ でも、なんて言ったらいいか分かんなくてさー。
恋愛経験ゼロぽいじゃん?」
「あんたもね。
確かに…そーだけど」
じゃ、……
「好きではないけど、気になると?」
「うーん。」
「も、しや、好きかも!?」
「わわ、分かんかいけど!」
えー。
美桜の答えは……予想に意外でした。

