お前の隣は俺の隣



「ごめんね?赤羽さんでいいかな?」 

あ、謝らせっちゃった。

「こっちこそ、ごめんなさいっ。」

「大丈夫。」

優しいな。

声も控えめだし。

顔も可愛い。

ヤバイ……やばいぞ私っ……\\

白王子と話せてる!?この私がっ!!!

しかも近いっ\\

「ところで……寮の実行にならない?」

「え?いいんですか!?」
「うん!募集してたから丁度いいよ~」

やったっ!
できれば、副寮長とかの方が良かったけどまー、いっか!

ん?

でもっ




「私っ…寮に入ってない…」


「んーっと…それっ……「?」

「白崎君っ?」

「おーい!「静かにしろ」

わお。

コワーイ。意外に、白王子の方が怖かったりして!!!

ガタッ

ガチャッ

「優真!?」

あ…黒坂くん登場。

すっご…ヘトヘトっぽい。

だいじょう…ぶ……かな?

「黒!お前、殴られっぱなしみたいだね。殴らなかったの?」 

あ、そんな落ち着いて話すんだ。

そろそろ…倒れると思うんだけど……。


クラッ

「あっ」

自分から行くのも嫌だけど……

助けないで、痛い思いするのは嫌だから。

トンッ