「君は…天才だね!」

「あ、ども」

なんか急にそんな事言われました。(担任に)

「成績がすっごい上がったよ!

青森で何してたんだい?」

聞かなくても良くないですかね?

「勉強とお母さんの看病ぐらいしか…」

その時…

ガラガラガラ

「体育館の……」

と言いかけた、晴仁。

空港にいた時…私恥ずかしくて…先帰っちゃって……。

「鍵かい?」

「あ、はい。」

やばいぞ。

次体育……。


「お前着替えなくていいの?」

あれ?ふつーう?

「小竹に…呼び出されたから…着替える暇ないんだ。」

「そっかー。体育見学する?」

えっ……ハルト

「晴仁は?」

「俺見学じゃないよ。」

「じゃ私見学」

晴仁の活躍を見てたいから。

「分かった」

「うん「後で話ある」

「うっうん」

話?

も、もしかしてっ

別れようとか?

やだよー!

せっかく、帰って来たのに…、

「あったぞー」

「あの先生!!」

わ、やばい。

大きい声出しちゃった。