とにかく! この気まずいムードから逃げたい! 「「早く行こ!」」 かあぁァァ 二人して赤くなる。 「ご、ごめん」 そう言ったのは晴仁だった。 「な、なんで謝るの?別に、ハモったって私…悪い気分にはならないから。むしろ……こう…幸せっていうか……」 「わかった分かったから。 俺がいいよって言うまで目と口動かすな。」 「え、ちょ………」