⚠︎こ の話は作者の経験したものつまりノンフィクションです。
名前等は変えさせてもらっていますが、性格、喋り方等は変えておりません。
苦手な方はご控え下さい。
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中学校生活2年目。
去年のクラスに好きな人がいた梨野夏(ナシノ ナツ)は好きな人が引越してから(好きになった人は自分から離れてゆく。)と思い恋なんて嫌になっていた。

2年の教室に入って席を確認する。
(どうか隣変な人じゃありませんように…!)
知らない人ばかりの教室でそんな事思っても仕方が無いけど。
自分の名前を見つけ隣の人の名前を見る。
『箱根優馬』(ハコネ ユウマす)
その名前は夏にとって知っている名前だった。
去年部活中にたまたま会った人だった。
「おはよう!今年は一緒なんだねっ!!」
初めてじゃ無いから明るく話かけた。
「あ、梨野って人か。よろしく。」
そう。私達は『箱根って人』『梨野って人』と呼びあっていた。
「もうさ、って人ってのやめない?」
「そうだよねっ!!かた苦しいし!!」
ここからお互いがみよじ呼びになった。