『嬉しくて、嬉しすぎて、泣いちゃったの、だから、陽太君は悪くないよ…』
『………な、なんだよ…ビックリした…俺嫌われたかと思ったよ~』
『ご、ごめん』
クラスメートは、最初こそ静かになったが、そのあとニヤニヤしながら、私と陽太に飛びついた
『俺は陽太のこと好きだぞ!』
『梓ちゃん大好きー!』
ぎゅうぎゅうに押し潰される
まだ小さかった私たちは、
男女関係なく大好き大好きと言い合い、その日からあっという間にみんなと仲良くなれた
(ってあれ…?)
(今思うと小さい頃の男子から男子への大好きってホモフラグだったんじゃ…?)←これは置いといて

