涙が出てくるよ…

自分って弱いなあ

号泣してやばい




「あっつ〜!」



足音が近づいてきたかと思うと蒼がばさって布団をめくった

泣いてんのばれたくない


「泣いてんの?」

目が合わないようになるべく潜ったんだけどな

「泣いてない!」


「泣いてんだろ。」

布団をバサってやられる


「なんで泣いてんの?俺のせい?」

そうだよばか

お前のせいだ


「なあ、答えろって」

「っそうだよ!!あんたのせいだよ…。」

きっと睨みつける

「なんかした?」

ばかばかばかばかばか

「私はなんなの…?蒼にとってなんなの!?私、蒼が好きなの。わかんないよ!エスパーじゃないもん!蒼がなにを思ってるのかわかんない!!!私のことどう思ってるの!!???」

勢いで言ってしまった…


「…だよ。」

なんて言ったの?

「ごめん聞こえなかった」

「好きだっつってんだろ」

え…??うそだ

「え?うそだよね?だって蒼には好きな人いるじゃん…」

「お前のことだっつーの。ごちゃごちゃ言うと口塞ぐぞ」

「えええええええ!?うそだ…。」

「うるせーな」

顔を真っ赤にした蒼は私にキスをした


二回目のキス



こんなに幸せなんだね