大嫌いなはずなのに。

隣に蒼が入ってくる

「ちょっとまったあ!!」

本当に寝るの??

「なんだよ。」

「本当にここで寝る?星華どこ?」

「ああ、あいつらならとっくに部屋。いちゃつくんだってさ」

うそ

じゃあここなわけ?

頑固な蒼はきっと床で寝てくれない

「うそ…。床で寝る気ない?」

「ない。ベット好きだし」

どうしよう。ドキドキする

なんで?顔が近かったから?夢を見たから?

どうしよう。病気だ。お風呂上がりの蒼が不意にもかっこよくみえるなんて

「おまえ床でねんの?」

「いや!」

「じゃあ一緒に寝るしかないよな」

「うん…」

さっきまで眠かったけど今はそうでもなくなった…

どうしよ

「蒼は寝ないの?」

「まだ寝ないけどお前は?」

「まだ寝ないもん!!!」

「なにムキになってんだよガキ」

「はああ!?ガキじゃないもん!!」

「怒るなって〜!冗談だっつーの」

「ねえ、男子ってさお泊まり会のとき何話してるの?」

「んーゲームとか、好きな人についてとか。女子は?」

「うーんとね!恋バナ!!」