夏の妄想短編集!

「お前ほんとりんご飴、昔から好きだよな」

屋台のおじさんからりんご飴をもらいにかっと笑って差し出す太一。

「えっ、覚えてるの?」

びっくり。
まさか太一が覚えてるなんて。
じゃあ、あの約束も...?


「...あのさ、俺、」



「よぉ、太一!!!!」


太一が何か言いかけた時、数人の男の子達が太一に話しかける。



「何お前、女連れてデート?」

太一の友達かな。
まずい、太一がからかわれちゃう。

「太一彼女とかいたわけー?」

ほかの男の子が太一をからかう。