夏の妄想短編集!

二人同時に線香花火に火を灯す。

パチパチパチパチ...


静かに線香花火がはじけ始めた。


「綺麗...」

私がぼそりとつぶやくと、雅孝くんはにやりと笑って


「お前の方がきれいだよ」

なんて言ってきた。

「なっ...、そんなこと言って落とそうとしてるんでしょ!?」

正直私の線香花火早く落ちればいいのにって思ってるけど、そんなこと言えないよ。


「そんなことねえよ!
思ってること言ったんだよ...」