夏の妄想短編集!

「ちょっとお前、俺のこと見すぎ!」


いつの間にか、目の前には雅孝くんの整ったお顔。


「わぁぁぁ!い、いきなり近づかないでよ!
しかも全然見てないよ!」

嘘です。
めっっちゃガン見してました...!


「さっきから痛いほど視線来るけど?」

雅孝くんはふんっと鼻で笑う。


「どんだけ自分に自信あんの!
ばーか!」



私は雅孝くんにあっかんべーをする。



本当はこんな態度したくないのにな。
てか雅孝くん、私の気持ち気付いてるんじゃないの...?
それで私で遊んでるとか...


「まーたふたりともいちゃついてるよー!」

「ほんとだー、公共の場でいちゃつくんじゃねぇよー!」

みんながからかう。


「そんなんじゃないしー!」

私は大きい声で否定する。

少しでもバレないようにしなくちゃ。