鼻歌を歌いながら 歩いていると、小屋の中から こやぎ達の 楽しそうな声が聞こえてきた。
すると、「お腹がすいたよぉ〜」ちびチャンの声がした。「ぼくも!」「ぼくも!」と、こやぎたちが騒ぎだした。
ボクは、野いちごを摘んで こやぎたちに持っていった。
「ありがとう。オオカミ君。」
ボクは、チョッピリてれくさかったけど なんだかヒーロー気分。