《話したいんことがあるんだけど》
朝一番に送ったメールはたしかそんな内容だったと思う。
佑樹からの返事は、《12時に駅前のファミレスで》だった。
午前中は学校で補習を受けなきゃ行けなかったしちょうどいいとおもい、了承のメールを送り、補習を受けに学校へ向かった。
補習ってだけあって人は少なくて、なんとなく予想はしていたけど真弘くんの姿はなかった。
頭良さそうだもんな…。
意外にも柚月も今回の補習は逃れたようで、学校にはいなかった。
「はぁ…。」
土曜に朝から学校で補修を受けなきゃいけないなんて…。
配られたプリントの問題を適当に問いて行く。
これが終わって提出できたら帰っていいと言われたので、さっさと終わらせてしまおう。
頭はいいほうじゃないけど、補習はこれが初めてだ。
まさかこんなの受けるはめになるなんて…。
テスト前くらいもう少しまじめに勉強するべきかもしれないって思った。
適当に穴埋めしたプリントを先生にわたして、足早に学校を出た。
思ったより難しい問題ばかりで、時間がかかってしまった。
時計を見れば約束の時間までそんなになくて、駆け足でファミレスに向かった。

