「あのっ!ずっと前から春屋くん
のことが好きでした!! 付き合って
ください!」
中学校卒業の日。
ずっと前から好きだった、春屋結斗(はるや
ゆいと)くんに勇気をだして告白した。
でも、彼から返ってきた返事は…
「 あのさぁ。君だれ?
それに、なんで今頃言うわけ?
今頃言われても迷惑なんだけど…。
あと、時間ないから…。
もういいだろ。じゃ。 」
…分かってた。
いい返事はもらえないって
ちゃんと、覚悟してきたはずなのにな。
「ポタッ…」
あれ?
なんで泣いてるんだろう。
分かってたことなのに。
でも、好きだったな…。
さよなら大好きな春屋くん…
さよなら私の初恋…