身長差分の愛をください。

いやいやいや。
おぶるって…。

忍くんとの身長差は約10cm。

そんな私をおぶれるわけがない。


「いや、いいよいいよ…
足ひきずれば問題ないよ!」


忍くん私の重さで潰すわけにはいかない。


「うるさい。
お前のことだってさっき支えてたんだ。
余裕に決まってるだろ。」


「でも…」

私すごい重いし…


「…俺はこれでも男なんだからな!
女の一人くらい…背負える。」


不覚にも少し胸がきゅんとした。


「ほら、立てるか。
立てないならその木、支えにしろ」

「う、うん…」


私は恐る恐る忍くんに体重をあずけていく。

重かったらごめんなさい…!


「よっ…と…」

「お、お、お、重いよね!?
ごめんね!?!?」

あ、でも…
忍くんの背中広い。

男の子って感じだなぁ…