身長差分の愛をください。

「うぅ...」

「ちょっと真琴...?
大丈夫?
水分いる?」

ただ今絶賛バス酔い中です。


とても楽しみにしていた遠足の日がやってきたのだけれど...

すごく気持ち悪い...


「天野さん、大丈夫?」

天使モードの忍くん。
ラフにTシャツを着こなして、したはジーンズというシンプルな私服がなんともおしゃれだ。

補助席を挟んだ隣の席なのにわざわざ様子を聞いてくれる。
天使モードはぬかりがない。

「うん...大丈夫...」


「真琴ちゃん、無理しないで?」


忍くんの後ろからひょっこり顔を出す拓磨くん。


「ほんと、大丈夫だよ!
昨日楽しみで寝れなかったからかなぁ」

あぁ、早く外の空気が吸いたい...