身長差分の愛をください。

私はすごい勢いで席を立つ。

「ちょ、あんた...周りからの視線痛いよ」


周りを見ると、すっかり注目の的となっていた。


「あ...ごめん」


は、恥ずかしい...
でもいきなり心が恋したなんて言うから...



ふと、中学のことをおもいかえす。
“男女”そう呼ばれていた私には恋愛なんて無縁なわけで。


「私が恋愛なんて、ありえないよ」


「そんなことないわよ?
真琴、結構影で人気あったんだから」


にっこり笑う心。


「えぇっ!?
そんなの聞いてないよ!?!?」


「だって言ってないし」



心は私の反応を見て、さぞかし楽しそうだ。