身長差分の愛をください。

「し、忍くん!
この問題教えてくれないかなぁ?」


「うるさい、話しかけないでくれる?」


この頃はまだあまり周りと身長差なんてついてなくて。
俺はまあまあもてていた。

周りの話だと、ハーフっぽくてかっこいいーとかそんな感じだったらしい。

そんなことでこびてくる女が俺は大嫌いだった。


「あ、ごめんね...」



ある一人を除いて。




「しーのーぶー!!!!
またそんなツンツンした態度とって!」



俺の幼なじみの柑奈。

小さい頃から知っていたせいか、こいつは俺にこびてこない。


「うるさい、お前には関係ないだろ?
さっさと散れ。」


本当は話しかけてもらえてすごい嬉しかったんだけど。

俺はなかなかその思いを柑奈に伝えれなかった。