扉を開けると、ゆうやが立っていた。

「よう?そっちも元に戻ったみたいだな。」

「うん。ゆうやの家族も生き返ったんだね。その様子だと。」

「あぁ。そうだ。生き返った。俺の家族やみんなは世界が崩壊した時の記憶は消えていた。」

「ぇ。そうなの?わたしの家族計画は覚えてだけど。」

「お前とお前の家族だけだろ。なんせ、女神の親戚なんだから。」

「そうなのぉ?お父さんに会ってく?」

「そうだな。会ってから帰る。」

そして、家に入り、わたしのお父さんと話していた。
「お父さん。ひさしぶりです。家出して、すみませんでした。」
わたしは驚いた。
「ゆうや、家出ってどういうこと。」
とわたしはゆうやに聞く。

その質問にお父さんが答えてくれた。

「ヒカル。ゆうやはお前の兄だよ。」

「兄?わたしにお兄ちゃんがいたの?」

「そうだぞ。お前が赤ちゃんの時に会ってる。」とゆうやが答える。

ゆうやはまさかのお兄ちゃんでした。

END