ほんと元気だなー、ポチは


?「あなたですよね、凛さん」


後ろから声がかかる


背後から来るなよ


今のあたしは警戒大なんだから気配知らなかったら殺してたよ?ww


凛「何が?」


あたしは前を向いたまま言った


奴はあたしの隣に立った


あたしに話しかけたのは、副総長の眼鏡


愁(シュウ)「総長………悠雅に何か言いましたよね?」


凛「どうして?」


お互い顔を見合わせず、ただ前を向いて話していた


愁「あいつは総長を降りようとしていました。多分、今日いうつもりでしたよ。


だけど、悠雅がいなくなった後、あなたも出て行きました。


悠雅が先に帰ってきた後すがすがしい顔でみんなに言いました。


【いつまでもお前らは最高の仲間だ!!】


と…。


あの、口数の少ない俺様総長の悠雅ですよ。


俺も驚きましたよ。」


こいつ、総長に若干失礼なこと言っていないか?ww


愁「だけど、あなたのおかげであいつは降りなくて済んだ。


あいつは俺らの王です。俺らの光であり、希望。


あいつは自分が王(総長)の器ではないと思っていますが、あいつは王の器です。


誰もがそれを認めています。


だけど、あいつはそう思わない。


あいつが王に相応しいと思っているのは≪蝶凰≫のような人です。」


凛「あいつは蝶凰ではない」


あたしは一呼吸おき、言う


凛「蝶凰はこの世で一人だ」