凛「玖将さん」
あたしは玖将さんの顔を見て名を呼んだ
玖将「ん?なんだ?」
凛「海藤はなんで日本に帰ってくるのですか?
5年も経てば海外に居ても居場所も不明でいくら黒川でもわからないはずです。
それなのに、今回そんな危険を犯してでも日本に帰ってくるのですか?」
玖将「あーそれがね、5年に一度画家界の人が集まる立食パーティーがあるのだよ。
それには新人も来るみたいでね、アドバイスをもらいにくる新人もいるみたいなんだよ。
それで、日本に帰ってこないといけないんだよ。
でも、黒川組に帰ってくることが情報に入るだろう。
だから、命の危険を感じてわしたち警察にSPを頼んできたんだよ」
なるほど、、、
立食パーティーか
それは参加するしかないな
欠席となれば、画家としての『海藤甚助』の名に傷がつくだろうからな
そういう世界にはプライドが高い人ばっかだからな
いくら引退していても傷がつくのは嫌だからな
命よりもプライドか、、、
命より大事なものは他にあるはずなのにな、、、
玖将「凛ちゃんには悪いんだけど、その立食パーティー及びに日本に着いてからのSPを依頼したいんだ。学校もあると思うんだけど、よろしく頼むよ」
凛「勉学はすでに大学までの過程を終えています。なので、問題はありませんよ。
それに依頼ですので」
玖将「え?その歳で大学までの過程は終えているのかい?」
驚きながら聞いてくる玖将さん
その隣には同じく驚いている河村さん

