凛「すぐに、玖龍さんとこに運んでやってくれ」
あたしは下っ端に指示をする
下全「は、はい!!」
最初は固まっていたが、すぐにあたしの指示に従った
あたしは廃工場を出て、空を見上げていた
そこに見慣れた気配を感じながら、あたしはまだ夜空を見上げていた
ショウ「あ、あの総長」
遠慮がちにあたしに話しかけてきたのは下っ端のショウ
凛「ん?」
あたしはショウを見ずに返事を返した
ショウ「これからどちらに…」
凛「そうだな、少し街をパトロールしてくる」
鳳凰堂に帰る気分になれないしな
ショウ「ですが、バイクでは…」
ショウの言いたいことはわかる
琉伊たちに禁止されているバイク
ショウはそれを言いたいのだろう
凛「バイクじゃ行かない。それに、蝶凰として行かないから安心して」
蝶凰として行くのは今はまずい
それはあたしでもわかる
それにこれ以上万浬たちにも琉伊たちにも迷惑はかけられないからな
そのために今日はこんな格好してきたんだ
黒のジーパンに黒のタンクトップ、その上に黒のパーカー
今更ながら今日、あたし真っ黒じゃん
まー黒が好きだから何とも言えないけどね

