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急に手に持っていた携帯ではない携帯が鳴りだす
次から次へと厄介なことが起こるなーーー
はぁーーー
あたしはポケットからもう一つの携帯を取り出した
凛「Bien.」
(はい。)
?『Bonjour rin.Ça fait longtemps.』
(こんにちわ、凛。久しぶりだね。)
凛「Ça fait longtemps.Rias.」
(久しぶり。リアス。)
―――ここから、外国語で話していますが日本語で書きます。———
電話の相手は、煌凰のフランス支部の総長リアス
煌凰には海外に支部をもつ暴走族
でも、万浬たちは知らない
知っているのは、新(アラタ)たちぐらい
あいつらは裏に軽く関わっているから知っていると思う
だけど、万浬たちに言わないのはいろいろ面倒なことになることをわかっているからだろう
あたしも言うつもりはないしな
あくまで万浬たちは日本支部の幹部だからな
まーつまり、海外の裏の治安を守っているのも煌凰なのだ
ちなみに各支部に総長はいるが、すべてのトップは蝶凰のあたしだ
何かしらの事件があるたびに連絡をくれるのがルールになっている
リアス『日本はどう?』
凛「少し問題があるが、大丈夫。そっちはなんかあったのか?」
リアス『ええ、ややこしいことになってまして…』
凛「やっぱりそうか…何があった?」
リアス『フランスでの暴走族、№10~№8が次々襲われている。
その近くに赤い文字で【Roi de la mort.】と書かれたものが残されている』
凛「【王死す。】か…」
リアス『この世界での王は、あなたしかいない。凛』

