愁「もうそろそろ旭たちも帰ってきますから、心配かけたこと謝ってくださいね」
ソファに座りながらコーヒーを飲む愁
悠「わかっている」
俺も食後のコーヒーを飲みながら答えた
あれから愁が飯を作ってくれたので俺はすぐに食べた
愁に喝を入れられたお陰か腹が一気に空いたのだ
――――バタバタ
外から騒がしい足音がする
愁「帰って来たようですよ」
こんなに足音立てて何を急いでいるのか
――――ガチャ
旭「ただいまーー!」
翆「悠ちゃーん!お菓子買ってきたよー」
慧「悠雅の好きなものだけだよ!!」
迅「猫たち連れて来た、、、」
そう言って、旭と翆と慧は両手に袋を迅はたくさんの猫を抱えて入って来た
迅は両腕だけじゃなく、頭や肩にも猫を連れて来ている
俺、猫好きって言ってないよな?
愁「はぁーーー
他には思い浮かばなかったのですか、、、」
愁は呆れながら言った
俺も愁の意見に同意見だ
でも、こいつらは色々考えてこれが出たんだよな
ほんとこいつらはバカばっかだな
こんな俺なんて見捨てればいいのにな、、、
愁「悠雅。
また変なこと考えていますよね?」
ジーッと俺の顔を真剣に見つめて言う愁
愁「俺を見捨ても構わないとか、考えていますよね?」
悠「………」
俺は図星だったため、何も言えなかった
愁「俺らは【来栖悠雅】だから傍にいるんです!
嵐龍の総長だから着いて行くのではありません!
あなただから、、、悠雅だから着いて行くのです!」
旭「悠雅だから、お前が総長に選ばれた時反論しなかったんだよ!」
翠「悠雅が総長になってなかったら俺と慧は、ここにいれなかった!」
慧「悠雅のお陰で俺と翠は、離れずに済んだんだ!」
迅「悠雅がいなかったら、俺もこいつらも居場所がなくなっていた」
みんなそれぞれ言った
俺の事をこいつらはそんな風に思っててくれたのか
悠「悪かったな、心配かけて」
俺は目の前にいるこいつらに軽く頭を下げた
そしたら、悠雅と俺の名前を小さく囁いた
話そう、、、
俺が今悩んでる事、どうしたいのかを
愁に話したように、、、
俺は一回深呼吸をしてから、こいつらの顔をみた
悠「俺は、嵐龍を守りたいしお前たちを守るのが総長の使命だと思っている。
だけど、俺個人的には凛を諦めることなんて出来ない。
それに、凛がいればこの嵐龍がもっとよくなると思う。
ま、これは俺の勘なんだけどさ。
だから、俺は悩んでた。
お前たちを失いたくないし、凛も失いたくない。
どうした方が正解なのかをずっと、、、」
旭「その結論が、総長を降りて自分一人だけ凛を追いかけるって?
お前バカだろ?」
旭が真剣な顔で言ってくる
だが、こいつにバカって言われるのは癪に触るな
翠「旭にバカって言われたくないと思うよーww
だけど、今の悠雅はバカって言葉があってると思う」
翠も旭の言葉を最初はバカにしたけど、そのあとは真剣な表情で同意する
慧「悠雅はさ、些細なことでも気づいてくれるやつだけどさ、今回は俺たちのことわかってないよね?
俺たちは、どんな険しい道だとしても悠雅にずっと着いて行くよ?
どんなに嫌がられてもね(黒笑)」
慧の笑った顔が怖いなんていつぶりだろうか?
迅「それに俺たちも凛を諦めるつもりはない。
命が危ないとしても、、、」
迅の瞳の奥が真っ直ぐと俺をみている
そうか、、、
こいつらはどんな俺でもついて来ようとしてるのか
愁が言ってた通りだな
悠「俺の負けだ」
俺はそう言った
目の前にいるやつらは?が浮かびなんのことかと首を傾げる
愁だけはわかったのか、俺の勝ちだと言わんばかりに笑っている
もちろん、黒い笑みで、、、

