そこに一台の黒い車があった


車に寄りかかっている玖籠があたしに気付き、顔をあげる


玖籠「話は終わったのか」


少し不機嫌な玖籠


凛(零)「あぁ。

ってか、玖籠。

なぜお前はそんなに不機嫌なんだよ?」


あたしは玖籠の近くに行って、溜め息交じりに言った


玖籠「俺は認めてないからな」


何がだよ、、、


凛(零)「何が?」


玖籠「なんで、怪我させたあいつをお前自ら国に戻すんだよ」


聞こえるように言ってるのか大きな声で言う玖籠


凛(零)「玖籠、うるさい。

あたしにはあたしなりの用があるの。

ほら、時間ないから行くよ」


あたしは助手席側の後部座席に回る


玖籠はまだ納得してないが運転席に座った


あたしは後部座席に乗る前に警視庁をみる


これで警視庁の依頼は終了した


あたしは後部座席に乗った


玖籠はあたしが乗ったのを確認して車は出発した