最強女総長×俺様総長Ⅱ



若干暴走しているコウスケたちを横目に残りの敵を見る


暴走しているコウスケたちのお陰でロシア大使とその側近、そして黒川組組長が残っているだけだった


ロシア大使が残っているのは意外だなー


それなりに強いってわけか


それとも、玖籠たちがわざと攻撃を仕掛けず、避けてただけってのもあるなー


面白いってことで残してた可能性もある


凛(零)「っ!」


突然、怪我した方の手が痛み始め顔をしかめる


手を見ると、血が包帯に染み込んでいた


ッチ、、、


傷開いたか、、、


そーいえばあいつに言われたな


「お前はロクに栄養を摂らないから傷の治りも遅いんだから、いくらナイフを軽く握った傷でもお前の場合は治るのも遅いんだからな!」


と言われたことをふと思い出した


あーこればかりは自分の栄養摂取の仕方を恨むなー


ま、この感じの出血だともつか


あたしはさして気にせず、また前を見る


そして、暴走しているコウスケたちがロシア大使とその側近をすでに倒して黒川組組長に向かっているのが目に入る


おーあいつら仕事が早いなー


玖籠たちは久しぶりにみるコウスケたちの暴走が前よりも怖くなっていたため目を見開いて驚いている


最近、暴走するまでもない依頼ばかりだったしな


それに今回の件はこれで決着がつく


だから、色々鬱憤が溜まっていたんだろう(コウスケたちは凛(零)がいろいろ怪我したため怒っているのである。)


敵のやつら、お気の毒だな


こうなったコウスケたちは止まらないぞ


次の標的を黒川組組長にターゲットを絞ったため、猛獣の目がすべて黒川組組長に向く


その様はまさに蛇に睨まれた蛙だな


黒川組組長なんて怯えてるし


あいつらの殺気でそんなに怯えてたちゃ今の裏ではやってけないぞ?


7人に攻撃を次々されるため、逃げる隙もない


そして、結構ぐったりしてきたところでコウスケとイルヤ以外がその場を離れた


倒れている敵を次々縛り上げて行く


あいつら飽きたな


ここで一番の問題はあいつらだ


紅蓮隊のやつらの中で一番暴走を自分で制御できないのがコウスケとイルヤなのだ


あいつらは一番暴走したら危険なやつらだ


玖籠「零っ!!」


あたしはコウスケたちが黒川組組長に的を絞ったときには玖籠たちの近くにある、柱に移動していた


そしてその柱に腕を組みながら凭れていたのだ


そんなあたしを玖籠は焦った表情であたしもみる


凛(零)「なに?」


あたしはコウスケたちから目を離さず言った


玖籠「なにって!!あのままだったらあいつら黒川組組長を殺すぞ!!」


すごい剣幕で言ってくる玖籠


珍しく焦っている玖籠


久しぶりにこんな顔を見た


凛(零)「だろうね。あのままやり続けたら確実に死ぬだろうね」


あたしは淡々という


玖籠「ならっ!!」


ユウシ「零、他の奴らロープで縛っておきました」


ユウシたちが隣に来て言った


周りをみると全員お縄のようだ


凛(零)「おっけ。

じゃあ、ユウシたちはここをよろしくね」


ユウシ「わかりました」


さて、やろうかな


凛(零)「玖籠、笹峰、アカヤ。お前らはあいつらを止められるか?」


あたしは茫然とあいつらをみている玖籠たちに言う


ゴクッと生唾を飲み込んだ音が聞こえたのであたしは話を続けた


凛(零)「無理だろうね。

あいつらを止めるにはこうすんだよ。

よく見ときな」


あたしはそう言って、壁から離れコウスケたちの方向に向かった


少しずつ殺気を解放していきながら


今回は30%でいっか


気を失ってもらっても困るからな